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旧武藤山治邸

ジャンル: 観光
エリア: 須磨・垂水

「旧武藤山治邸(きゅうむとうさんじてい)旧鐘紡舞子倶楽部(きゅうかねぼうまいこくらぶ)」は、鐘紡の中興の祖と言われ、衆議院議員として活躍した武藤山治(1867年―1934年)が、明治40年に舞子海岸に建てた住宅です。

武藤山治が亡くなった後は、鐘淵紡績㈱により「鐘紡舞子倶楽部」として従業員の厚生施設に利用されていましたが、明石海峡大橋建設に伴う国道二号の拡張工事のため、平成7年に和館は取り壊され、洋館のみが垂水区狩口台に移築されました。

平成19年に兵庫県は、建物と共に家具・絵画および蔵書等調度品についてカネボウ㈱より寄贈を受け、同年より建物の縁の地である県立舞子公園への移築・修復工事を行なってきました。
この移築・修復工事の竣工により、舞子浜を代表する昔日をしのぶ松林と調和した海峡風景を楽しみ、明治期の往年の別荘文化、西洋館の生活様式をありのままに知ることができる舞子公園の新たな名所が誕生しました。

また、平成23年7月に登録有形文化財に登録されています。

住所神戸市垂水区東舞子町2051
TEL078-785-8610
URLhttps://hyogo-maikopark.jp/facility/f03/#ad-image-0

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