神戸庭園の日本美 相楽園
SORAKUEN

相楽園

都心に息づく、深山幽谷の景

元町駅から徒歩10分。県庁のビルがそびえる神戸の都心部に、思わぬ自然をたたえた名所があります。
庭園が完成したのは明治末期。当初は個人の邸宅に造られたものですが、昭和16年に神戸市が譲り受けて以降、一般公開されるようになりました。 「相楽園」の名前の由来は、中国の古書にある「和悦相楽」(わしてよろこびあいたのしむ)という語句。 園内を巡ると都会の喧騒を忘れ、人里を離れたかのような、深山幽谷(しんざんゆうこく)の景色を味わえます。

相楽園

五感で味わう日本美。深緑とせせらぎの庭園

園内西側に広がるのは、飛石や石橋で水を渡る「池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園」。 平成18年には国の登録記念物(名勝地)に登録されています。

相楽園

庭園の百景。花と木々が織りなす多彩な表情

相楽園はツツジの名所としても知られ、春には鮮やかな花が園内一円に咲き乱れます。
また、群生する蘇鉄(ソテツ)や約200本もの松など、木々が織りなす景観は本当に見事です。 中でも、樹齢500年と言われる「大クスノキ」は圧巻。 戦国時代、この近隣に築城された花隈城(はなくまじょう)の鬼門よけとして、荒木村重という武将が植えた木と伝わっています。

【左上】サツキツツジ(5月中旬~6月中旬の開花)
【右上】芝生広場から見た大クスノキ
【左下】樹齢約300年のソテツ
【右下】白い樹皮と三つ葉が特徴の白松(ハクショウ)

相楽園

敷地内では、欧風建築の「旧小寺家厩舎」北野異人館街から移築された「旧ハッサム住宅」 江戸時代の河川遊覧に使われた「船屋形」(いずれも重要文化財)などの歴史的建造物も見ることができます。 相楽園には、様々な要素を取り入れて調和を愛でる、日本文化の美しさが息づいているのかもしれません。

神戸市立相楽園の詳細はこちら

相楽園周辺(トアロード周辺)情報