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2024.05.13

生まれ変わった神戸ポートタワーのみどころ解説

生まれ変わった神戸ポートタワーのみどころ解説

港町・神戸のシンボル、神戸ポートタワー。

耐震・改修工事のため休業していましたが、2024年4月26日、ついにリニューアルオープンしました。


屋上のオープンエアデッキや、ギャラリー、カフェ・レストラン、ショップなど、神戸を感じられる面白いモノ・楽しいコトが詰まった、新しい神戸ポートタワーは見どころが満載です。


今回は、リニューアルの目玉である「屋上デッキ」を中心に、「展望フロア」と「低層フロア」に分かれるタワーの楽しみ方をご紹介します。

港町・神戸を象徴する「神戸ポートタワー」

神戸ポートタワーは1963年11月に開業しました。

港湾地域活性の願いが込められた観光タワーは、その特徴的な鼓型の形状と港に映える美しい色彩で、地元の人々だけでなく、多くの旅行者からも愛されてきました。


1995年に発生した阪神・淡路大震災を耐え抜き、復興のシンボルにもなった神戸ポートタワー。

2014年には国登録有形文化財(建造物)に登録されました。

2023年12月21日に行われた点灯式の様子。駆けつけた地元民からは歓声が上がった。

開業から60年の節目を前に、2021年から耐震・改修工事のため白い幕がかけられていましたが、2023年12月、ついに点灯式でその姿を披露し、再び神戸の街を温かく照らしはじめました。


生まれ変わった神戸ポートタワーのコンセプトは「Brilliance-赫き-(かがやき)」。

神戸ポートタワーの赤色と、神戸の街や市民を優しく照らし続ける姿を表現する言葉として選ばれました。

屋上デッキ 港に赫く(かがやく)「Brilliance Tiara Open-air Deck」

ティアラに見立てたガラス張りの空中回廊

今回の目玉はなんと言ってもこれまで立ち入ることのできなかった屋上に新設された空中回廊。

100mの高さから神戸の海、山、空、街を360°見渡せるぐるりとガラスに囲まれたデッキでは、心地よい海風を浴びながら、神戸の景色を心ゆくまで味わえます。

ガラスには「BE KOBE」の文字が浮かび上がる特殊な仕掛けも。

屋上デッキから望む神戸のウォーターフロントエリア

「PORT OF KOBE」のネオン看板の上で神戸のすべてを見渡せる、抜群の眺望スポットとして人気が出そうです。

展望5F 思い出に残る一枚を「Smile Park」

「神戸弁」の可愛らしいフォトスポット

エレベーターの終着フロアには、室内展望エリアが広がります。

眺望を楽しむのはもちろん、フォトブースが設置されているのでタワーを訪れた記念に思い出の一枚を撮影してみては。

室内展望とフォトブースの様子

展望4F 光のアートに包まれる「Brilliance Museum」

「赫き(かがやき)」をテーマにした光の作品が展示されるエリア。

神戸のモチーフといえばなんですか?

身体の動きに合わせて変化するインタラクティブアートも展示されています。

絵をなぞると色がつく仕掛けに驚く取材班

友達やカップルと、家族みんなで童心にかえって過ごせるミュージアム。

撮影も可能なのが嬉しいポイント!

展望3F 座ったまま360°の景色と食事を満喫「Ready go round」

全国で貴重になりつつある回転床を活かしたカフェ&バー。

約30分で1周し、移り変わる神戸の風景を眺めながら食事を楽しめます。

神戸の全てを見渡す贅沢な時間

朝昼夜と変わる限定のフードメニューなど遊び心が満載です。

「メゾンムラタさんの赤いパンのフレンチトーストタワー」

写真左から、「神戸の街並みおつまみプレート」「真っ赤なベリーの神戸ポートタワーパンケーキ」「神戸ポートタワーバーガー」

展望2F 神戸ポートタワー公式オリジナルグッズをゲット「Kobe Port Tower Shop by Felissimo」

神戸ポートタワーファン必見のオリジナルグッズはこちらで入手できます。

壁一面に貼られたマグネットからお気に入りを探すのもお土産選びの楽しみ

売上の一部は神戸のウォーターフロントエリアの魅力向上と、若手アーティストの活動支援に寄付されます。

展望1F 若いアーティストの赫き(かがやき)に触れる「Gallery 360」

新進気鋭のアーティストを応援するギャラリーフロア。

記念すべき初回はZ世代から支持されるイラストレーター「ヨシフクホノカ」の作品が並ぶ。

時期によって企画が変わるので、何度も訪れたくなります。

コラボグッズの販売もあるのでお見逃しなく。

低層3F・4F 懐かしさと新しさが融合した「PORT TERRACE」

低層フロアは無料で入場できます。


神戸の人気グルメスポット「KITANO CLUB ANNEX」や「OCEAN PLACE」などを手掛けるクレ・ドゥ・レーブがプロデュースする、自然に恵まれた神戸の食文化を体験できるカフェ・レストラン&バー。

3Fは屋内スペースのレストラン&カフェ

神戸ポートタワーが生まれた時代のシンプルでモダンな「ミッドセンチュリーデザイン」を取り入れつつ、神戸らしさを大切にした空間は、令和のトレンドとも絶妙に調和しています。

どの席からも神戸の港を眺められるレイアウトとなっており、レトロな洋食やアフタヌーンティーを楽しむことができます。

4Fは屋外スペースのカフェ&バー

新設された神戸港を一望する開放感のあるテラススペースでは、潮風の香りや港の音を楽しみつつ、全身で神戸を味わうことができます。

外に広がる美しい港の景色はもちろんのこと、内側からタワーの建築美を堪能するのも新たなタワーの楽しみ方の一つになりそうです。

低層2F 神戸愛をくすぐる商品に出会う物販フロア

神戸限定アイテムも取り扱う「BEAMS JAPAN」を始め、ライフスタイルに合った地場産品のセレクトショップ「イコリ」、神戸らしさを感じる逸品が集結するポップアップショップ「ポートアレイ」が軒を連ねます。

日本をキーワードに幅広い分野で魅力発信するプロジェクト「BEAMS JAPAN」の兵庫県初出店舗

上品で洗練されたデザイン

神戸ポートタワーの楽しみ方は他にも!

神戸ポートタワーのふもとに広がるスペース「Carnival Site」では、今後イベントなどが開催される予定です。

地上階のカフェスタンド「Snack Bar Ready go round mini」では、ブラックライトを当てると光る、赤いソフトクリームなどが購入できます。

左からソフトクリームと「Carnival Site」完成図予想図

再開発の進む神戸の街に、新たな赫き(かがやき)を放つ神戸ポートタワーが帰ってきました。

おかえり、そして初めまして新・神戸ポートタワー。

皆様もぜひ、一度、そして何度でも足を運んでみてはいかがしょうか。

Information 神戸ポートタワー
住所 神戸市中央区波止場町5-5
アクセス

地下鉄「みなと元町駅」徒歩約5分
各線「元町駅」徒歩約15分
各線「高速神戸駅」徒歩約20分
ポートループ・シティーループ「ポートタワー前」「かもめりあ」下車すぐ

営業

年中無休※フロア毎の営業時間は公式HPをご覧ください。

電話番号 078-335-6580
公式HP https://www.kobe-port-tower.com/
【取材・文】FeelKOBE編集部 前原 由芽

株式会社merchu在籍。全国の自治体や企業の「企画広報室」としてWebやSNSを活用したブランディングおよびマーケティングを手がけている。また、自社メディアブランドKobecco (Instagramフォロワー:3.3万人以上)を展開し、兵庫・神戸の魅力発信を日々行なっている。

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